- 2021-05-30 (日) 22:55
- 例会・勉強会報告(2021年度) | 活動報告
◇ありがとう経営のすすめ
~それぞれの「ありがとう」の発掘~
講師:三好 美寛氏 (大和ツキ板産業株式会社 代表取締役社長)
日時:2021年5月20日 19:00~21:00
場所:Zoom
感想:
「ありがとう経営」とはなにか・・・
というテーマについて大和ツキ板産業株式会社の三好さんに講演発表していただきました。
とても分かりやすい資料を作成していただき自社のことをお話してくださいました。
【わが社の目的は「皆の幸福を実現すること」ですから、皆で頑張って『業界日本一』になれたらすごいですし
皆にとっても誇らしいことだと思います。そんな」ビジョンを皆に話しながら一緒に頑張ろうと伝えています。
フワっとしていますが、皆で成果をあげることが「ありがとう経営」だと思っています。】
三好さんが最後のまとめでお話しされた言葉です。
三好さんのお話を聴いた後で、事前アンケートの質問3つに対して回答を1名ずつ全体発表していただきグループでディスカッションをしました。
- 経営理念・ビジョンを社員さんに共感してもらう方法、社内のコミュニケーションの方法について
→小林英樹さんは、経営理念は人によって解釈が違うので統一するために解釈文を作成し理解してもらいます。
仕事は縦の流れになるので横のつながりを増やす取り組みを考えるようにしている。
- お客様から「感謝された」「お褒めをいただいた」などの事例を教えてください
→前田美都子さんは、お客様からのご贈答のお酒にオリジナルの手書きの「熨斗紙」をひとつひとつ想いを込めて贈ることでお客様にとても喜ばれている。
(実際の熨斗紙を手元で見せていただきながら発表していただきました)
- ありがとう経営をするために、日々どのようなことを社内でしていますか
→木村さんは、社内で「ありがとう」の気持ちをカードに書いて渡すということをしている。社員さんの中には1か月で300枚を超える人も数名いる。
自閉症を持つ社員さんが実はその中の一人でその方は、「犬を飼い始めました。〇〇なことがありました。」と普段の何気ない自分自身のことをカードに書いて渡しています。
初めは社内で「それはありがとうではない!」という者もいましたが、次第に「それもその人にとってはありがとうなんだ・・・」と周りも受け止めるように変化した。
それぞれ3つの質問に対して感じたことをディスカッションをして共有してもらいました。
欠席されなかった方にも是非共有していただきたくお伝えさせていただきました。
昨日の例会に日本創造研究所の田中さんと吉岡さんがご参加くださっていました。
田中さんからのご案内をご紹介します。
日創研の勉強会にも「リーダー勉強会」というのを開催されているそうです。
ありがとう経営を学ぶための1つ研修として是非とも参加してみてください!とのことです。
【5月開催のご案内】『13の徳目』リーダー朝礼勉強会 | 理念と経営公式ブログ (rinen-mg.co.jp)
最後に・・・
ありがとう経営とは一言で話すのは難しいですが、これは会社の中(働いている時)だけではなく
自分自身が生きる中でどんな人にも、「ありがとう」と言える感謝の心を持ち、それを伝えることが大事だということ。
そのためには、いろんな方法があるんだよというのを共有し学びの時間にできた例会であったのではないかと私自身は感じました。
例会を進めるにあたり、委員会メンバーをはじめ経営研究会の全ての方々には本当にご協力をいただき心から感謝しております。
委員長としてまだまだ未熟でご迷惑をおかけしますが今後ともよろしくお願いいたします!
- Newer: 2021年度 7月度例会・勉強会
- Older: 2021年度 4月度例会報告